Market Review (1st Jul. 2022)

Big Short
Big Short

こんにちは。なんだかインデックス系は持ち直し?

現状

金利・社債スプ・Nasdaq & SP500

2022.7.1
2022.7.1
  • 過去の実績を踏まえるとBAA10YspreadとFFrateが同時に上昇する場合は危険信号かも。理由は財政緊縮(近い将来への見通し)と実経済の資金調達の難しさ(現時点)が同時に生じており、マーケットの反応が悪くなるからかな。
  • FREDの日次データは8月の直近データまで閲覧可能ですが月次でデータを抽出しようとすると7月1日までのデータしか8月20日時点では抽出出来ないみたいです。
  • ちょっと余裕がないので軸反転(NasdaqとSP500)は別の機会に修正予定です。
  • 8月の直近データではBAA 10Yspreadは頭打ちとなっておりこのまま下降するような方向性を示すのであれば一部で言われている通りソフトランディングも不可能ではないように思います。一方で上昇トレンドが続く場合には株式マーケットはかなり難しそう。やめて〜。。。

BAA10Y spread, FFrate, Nasdaq Composite Index, S&P500

Data Source:Federal Reserve Economic Data

Advance / Decline (A/D) Line

計算方法
  • 騰落ライン = (値上がり銘柄数 – 値下がり銘柄数)+ 前日の騰落ライン
  • 計算初日は(値上がり銘柄数 – 値下がり銘柄数)を適用する

e.g. N-1日 = +100、N日 = +50の場合:N日における騰落ラインは+150

2022年8月中旬(Nasdaq)
2022年8月中旬(S&P500)
  • NasdaqはGAFAMを含めたテック銘柄の落ち込み(金利引き上げ局面)などがAD Lineの下落に繋がったものと思われます。直近では底を打って少々持ち直していますね。
  • SP500は何だかんだ右肩上がりの傾向を維持という感じですね。値上がり銘柄が安定的に出てくる訳なので強いですね。

A/D Line

Data Source:Market In Out

投資環境スコアリング

独断と偏見で観察指標と基準値を設けて評価。

勝手にスコアリング
  • 時期:2022年7月時点
  • 対象:米国
  • スコア:▼1(投資環境に関して、微妙:▼6〜±0・投資しても良いかも:±0〜+6):13段階評価
  • 活用指標:政策金利、BAA10YSpread、VIX指数。算定ロジックは割愛。当てにはならない。

各国同士の信用サイクル座標

政策金利

  • 一覧性を確保しつつ各国トレンドを把握するのが目的。便宜的にロシアだけ右軸に。
  • 金融政策だけで景気の位置を判断するルールとする。シンプルなので。
  • 日本・中国:金利据え置き。US・India:金利引き上げ。ロシア:金利引き下げ。
  • 今後行たい事:2015年ぐらいまで遡る。欧州を追加する。

各国政策金利インド政策金利(記載がない月は前月数値を据え置き)

Data Source:外為どっとこむ、MINKABU

国別金融サイクル座標

  • 適当にプロット。政策金利(短期金利)の状況だけで各国を位置づけ。

米国政策金利見通し(FOMC金利見通し)

2022年7月時点:250bps。

現時点では9月時点で+25bpsの275bpsの可能性が高そう。今はロシアが長引きそうな雰囲気はあるものの経済制裁も時間の経過と共に効いてくる気がするので結局どの程度のインフレに陥るかは分からないかなって。

2022年6月15日時点との記載があるので少々古いですが。

CME FedWatch

Data Source:CME Group

セクターローテーション

ETFパフォーマンス(米国)

  • 今回はデータ編集をRstudioで実施。Google Spread Sheetでアウトプット。
  • 見えづらいけど簡単に出来た。レスポンシブなので詳細な日付と値はクリックすれば見れる。
  • トレンドの確認と各論の情報取得であればRstudioでグラフを描くよりみやすい。横軸の編集機能があればもっと良いのだけどgoogle spread sheetには細かい設定がなさそう。

US ETF performance

Data Source:Yahoo Finance

セクターローテーション(米国)

  • ちょっと経済見通しを読みづらくどうなるかよく分からない。バフェットはエネルギー株買い増しましたね。
  • 景気敏感株のHAは先日一旦現金化したのですが様子を見ながら(タイミングを見極めて)再度購入するのもありだと思っています。

明確な景気後退要因の有無

びぼう!

追加なし。今後イベント発生時に追記予定。

  • 2001年9月:9.11
  • 2008年9月:リーマンショック
  • 2009年10月〜2010年12月:2010年欧州ソブリン危機
  • 2020年3月:コロナ
  • 2022年2月:ロシア、ウクライナ侵攻

その他

note
  • 疲れたので今回はここまで!次回は欧州金利も加えようかな。
  • 欧州金利まで加えたら一旦取得データを広げるのはやめて定期更新だけをしていこうかな。
Memo & Memo
  • Rstudioでデータを整理してグラフまで出力する範囲とデータ整理までをRstudioで行いアウトプットはGoogle Spread Sheetにするという棲み分けは機能する。しかしGoogle Spread Sheetは細かい設定に融通が効かない箇所があるのが残念。
  • 政策金利などは頻繁に変更にはならないものの現在地を確認するには毎度載せておく方が良いと思われる。

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