旅行銘柄と原油価格(WTI)を比較してみた

ちきーと
ちきーと

こんにちは。東京は桜が綺麗ですね!!

比較の前提と結論

前提
  • 期間:約10年間(2012年1月3日〜2022年3月18日)
  • 想定:原油と航空機銘柄(HA)、原油とクルーズ銘柄(CCL)に相関関係はみられるのか?
結論
  1. 過去10年間では原油の変動が株価(HA・CCL)の変動の主要因とは言えなそう。
  2. むしろ旅行銘柄は他の大きな因子がありそう(好景気とかの方が純粋に要因になっていそう)。
今後
  1. 原油価格の変動だけで株式売買の意思決定を行わない。
  2. 他の景気指標など人々が旅行をしたくなる時はいつなのかを示す先行指標を探したい。

例えばCCLは最近多くの予約数があった旨の報告をしているものの、この発表の段階で即座に株価は織り込見始めます。

当然、専業トレーダーやアルゴ売買以外の人は機敏に対応するのは難しい。

従って、「このタイミングで予約者数が増えた理由」を示唆してくれるような先行指標を探したいなと。

きっと決定的なものは無いとは思うのですが、どうせ株式売買するなら楽しみながらやりたいなって感じですね(頑張って探すと言うより、緩くアンテナを立てていきたいなと)。

原油価格(WTI)と航空機銘柄(HA)を比較してみる

  • 基本的には右肩下がりの分布。原油が上がればHAの株価が下がる雰囲気。
  • ただし、思っていたよりは航空機と原油に強い相関はなさそう。

原油価格(WTI)とクルーズ銘柄(CCL)を比較してみる

  • R^2(分散説明率)が0.08なので相関関係は弱そう。
  • 航空機銘柄の方が原油価格との相関は明確に強い。

改めて航空機銘柄とクルーズ銘柄を比較してみる

  • クルーズ銘柄と航空機銘柄は相関がありそう。
  • 原油価格と各株価の相関は思っていた程強い相関を示さなかった。
  • 各株価の共通点は旅行銘柄。従って、旅行銘柄は(少なくとも)過去10年間においては原油ではなく、他の要因がより強く株価変動に寄与していると思われる。

分析に関して

課題
  • 出ません!!日本語がグラフ上に記載できません!正確にはRStudio上では記載できますが、グラフとして保存する際に上手く日本語のまま保存出来ず、所謂「豆腐」状態か跡形もなく消えてしまいます。
  • 画質も思ったよりは高くない気がしますね(まぁ、ただプロットしたいだけではあるので良いのですが)。

試しに画像の保存方法を変えてみた(↓)。

いやいや全く品質に差異なし!(ちょっと大きさは変わってる)

Memo&Memo
  • データソース:以下の情報を参考にしています。

Yahoo Finance

Federal Reserve Economic Data

  • データ準備

・株価:日足データを抜粋(Adj. Closed Valueを抜粋)。

・WTI:WTIデータを日別で抜粋。

・データ整理:データ取得日付が重なる日付のみでデータを整理。

・ツール:RStudio。

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