「鉄道銘柄」と「インデックス指標&為替」を比較してみる

ちきーと
ちきーと

こんにちは。株式マーケットは不安定ですね。金鉱株に投資したいです!

比較の前提と結論

前提
  • 期間:約20年間(2002年4月23日〜2022年4月22日)
  • 想定:
    1. 名鉄と為替に相関はあるのか(円安になればインバウンド需要があるのでは)?
    2. 名鉄と日経平均に相関はあるのか(ディフェンシブ銘柄は相応に相関があるのでは)?
    3. 為替と日経平均に相関はあるのか(円安なら儲かるの)?
結論
  1. 円安が故に名鉄株の上昇が見られるとは言えなそう。
  2. Beta値見た方が早いと言われそうですが正の相関はあるものの感応度は高くない。
  3. 円安と株価に強い相関はない。直近では特に関係がないように思える。
今後 & コメント
  1. 名鉄株式のパフォーマンスに関して体感と実際の数値に納得感を抱けた。即ち下げる方向では相関関係にあるものの直近のインデックス上昇時についてはやはり株価が上がらない感覚はそのまま確認できた。
  2. 取り敢えず為替の動向は関係なし。為替は遅効指標に近い気がします。
  3. ディフェンシブ銘柄なので今後底堅く株価を回復する事に期待したいです。

名鉄と為替を比較してみる

  • 過去20年間の全体としては強い相関は見られない(分散説明率R^2:0.23)
  • 為替(USD)を3つのグループ(a. 80-100円、b. 100-120円、c. 120-130円)に分けて評価する場合:

a. 80-100円:円安になるほど株価上昇。

b. 100-120円:4象限を想定するとばらつきが大きく、相関は弱い。

c. 120-130円:恐らくサンプル不足

名鉄と日経平均を比較してみる

  • 予想に反して日経平均が上下する場合、ある程度相関関係が見られる(分散説明率R^2:0.61)。
  • ただし直近の実感通り日経平均が歴史的に高くなる場合、株高を牽引する銘柄ではない(ディフェンシブ銘柄ただからかな)。

為替と日経平均を比較してみる

  • 全体的に円安と株式は相関性低い。
  • 為替の変動要因は世界情勢と強く紐づくので最も変動予想が難しそう。
  • 為替の変動要因が複雑であるため純粋に相関性は確認できないものと思われる。
  • 「有事の円買い」というのはやはり有事が生じているので株式は低くなるんですかね。
  • 相関は低いのですが大きな動き(上下)の分布は(なんとなく)似ている気がします。
  • 直近の動向が全体の相関性の低さを牽引しているのかもしれません。

為替とNASDAQ

  • おまけです。
  • 相関関係は極めて低いですね。
  • 本当はS&P500等とも比較したかったのですが、Yahoo FinanceからCSVファイルをダンロードできず断念しました。

分析に関して

Note
  • Rで2軸プロットは可能。
  • 今回はプロット図だけではなく、折線グラフを記述する練習が出来た。
  • 今後測定したいものは、Commodity商品の価格や金鉱株とインデックスの相関など。
  • グラフの画質は相変わらず悪いもののCanvaを使用して編集する事にしてみた。
  • FigmaというToolも使用してみたい。
  • やはりRStudioの操作、統計分析を学ぶにあたり、実際に自分が投資している領域のものを分析するのは効率が良い。
Memo&Memo
  • データソース:以下の情報を参考にしています。

Yahoo Finance

Federal Reserve Economic Data

  • 使用ツール

・RStudio

・Canva

  • データ準備

・株価:日足データを抜粋(Adj. Closed Valueを抜粋)。

・その他データ:日別データを抜粋。

・データ整理:データが取得出来ない場合には全て削除(取得可能なデータのみで纏めています)。

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