
ちきーと
こんにちは。今回は金鉱株ETF GDXとNasdaq & SPYを折れ線グラフにしてみました。
比較の前提と結論
前提
- 期間:約16年間(2006年5月22日〜2022年5月20日)
- 想定:
- GDXとNasdaqの相関関係はどの程度か?
- GDXとSPYの相関関係はどの程度か?
結論
- 株式指数と金鉱株ETFは逆相関の関係にあると思ったのですが全然でした。
- Nasdaqと比較するとSPYの方が若干相関性が高かったです(線形はいずれも右肩下がり)。
GDXとNasdaqを比較してみる
- 株式に対してもうちょっと金鉱株ETFは逆に動くのかと思いきや、全くですね。


GDXとSPYを比較してみる
- 同じ米国の指数なのでこちらも同様な感じですよね。


GDXとVIXを比較してみる
- VIXの動きに対して安全資産である金鉱株ETFとの関係は。。
- 結局リーマンショックやコロナショックが発生した時には金鉱株ETFもしっかり下がってますね。


分析に関して
note
- 株式市場で極端な下落傾向にある場合には金鉱株GDXを保有してもヘッジにならない(現金一択!)。
- GDXとNasdaq/SPYの相関関係は弱いものの線形としては右肩下がりのグラフ。
- GDXとVIXについては弱い相関である一方で線形としては右肩上がりのグラフ。
- 上述のグラフの特徴から確かにGDXのETFは安全資産よりではある。
次回は本で紹介されていた指標を集めようかな
現在オリジナルの投資環境スコアを構築しようと考えています。
以下の本で紹介されていた指標も参考にしようと思っていますがポイントは生データが取得可能な指標である事です。生データが取得出来れば分析する練習になるかなって。
- 雇用統計(米国非農業部門):U.S. Bureau of Labor Statistics
- ISM(米国製造業景況感):Institute for Supply management
- VIX(Volatility Index):Yahoo Finance
- EPU(経済政策不確実性):Economic Policy Uncertainty
- EU失業率:Eurostat
- CLI(OECD景気先行指数):Composite Leading Indicators
タイトル:『英語の経済指標・情報の読み方』