
こんばんは。資産運用状況を報告します。
月末時点における資産運状況の定期更新をします(今後も毎月末に実施予定)。
皆さんの資産運用の参考情報としてご活用頂ければと思います。
運用資産合計(単位:円)
投資種類 | 元本(a) | 時価 (b) | 損益 (b/a-1) |
---|---|---|---|
Cryptocoin | 270,000 | 197,005 | ▲27% |
株式/ETF | 1,350,270 | 1,815,894 | +34% |
投資信託 | 7,589,947 | 9,811,868 | +29% |
確定拠出年金 | 340,000 | 397,886 | +17% |
Social Lending | 1,977,125 | 1,970,182 | ▲0.4% |
債券 | 1,000,000 | 1,000,000 | n.a. |
合計 | 12,527,341 | 15,192,834 | +21% |
まず、ちきーとすは、家計(投資)を考える場合、大きく以下の管理方法や考え方を前提とします。
- 資産ポートフォリオを作成し、資産のアロケーション(割当)を視える化
- 今年度予算の割り当て(年末年始ぐらいにやっています)
- Stock性資産:投資目的は資産の成長に重きを置く(継続的な積立。利益実現:将来的に4%ルールに従って取り崩す。それまではひたすら積立。)
- Flow性資産:投資目的は定期Incomeの取得(利益実現:配当金や分配金、或いはスポット取引によるCapital Gain。労働所得以外の定期収入の確保=資産所得。)
- 基本的に資産というのは、相対的なものでしかなく、絶対的な定義は存在しません。
- 投資とギャンブルに違いはない。有るのは、見積もったリスク量の大きさの違いだけである。リスク量が低いと見積もった投資でリスクが顕在化すれば、それはギャンブルと何が違うのか?違いなどないのである。
一般的に巷で頻繁に耳にする投資用語として「Value投資・Growth投資」や「Capital Gain・Income Gain」などがあります。それらは、各々、「投資目的の分類」と「利益実現の方法」を述べている用語かと思います。
一方で、家計を考える場合には、「Stock性資産とFlow性資産」という言葉を敢えて使用していきたいと思います。
なお、分類の仕方でお気づきかもしれませんが、最も収益性の高い資産というのは、配当金も貰えて資産が成長するような資産です。
現在は米国株式がそのような資産に該当しますが、将来はどのようになるのか、誰にも分かりません。
従って、分散投資をする事になるわけですが、その際に、どの資産にどのような役割を持たせるのか、を明確にしないと、市場の状況が変化する中で即座の意思決定をする事は出来ません。
ですから、最初に独自の資産分類・定義・役割を明確にした上で、投資をする事が必要で、その際に、Stock性資産なのかFlow性資産なのかを明確にしておく必要があります。
注意すべき点は、周りのインフルエンサーや巷の資産形成本などは、あくまでその人の人生で成功した経験論であり、必ずしも汎用性はありません。
大切なのは、投資戦略を明確に持つ事であり、戦略のみが結果を正当化可能です。結果が戦略を明確化することはありません。
資産評価
各資産の状況を以下に記載します。
Cryptocoin
ビットコイン暴落を受け、時価評価額が下落。ちきーとすの場合にはBTCは割安値で調達できているので引き続き含み益を確保している状態だが、ENJが失速した為、マイナスの結果。ちなみにENJは完全に投機対象。Volatilityが高いアセットクラスに関しては、予算内でマネジするルールを絶対に守りましょう。
株式/ETF
引き続きコロナ景気(割安調達)を背景に好調。長期保有が前提である為、日々の評価額は気にする必要なし。
大切なのは、限られた予算をどの資産に張っていくかを見誤らない事(適宜調整していくこと)。
投資信託
同様にコロナ景気が背景で好調。ちきーとすの資産形成では中心に据えられている資産。
引き続き継続可能な範疇での積立金額になっているかに注意を払う必要がある。
確定拠出年金
この運用資産自体にそれほど意味はなし。導入された時期から試しで始めたもの。
ただし、他の資産の相対評価をする上で役に立つ資産なので観測対象としている。
Social lending
一部外貨での投資となっているため、為替による含み損が発生。やはり、Social Ledingで為替リスクを負うのは得策ではないと思います。含み益が出る可能性も十分ありますが、そもそもリスクが低いアセット(実際は分かりませんが)として運用しているため、為替という高いリスクを取ることが、全体戦略と一致していないからです。
債券
この債券は仕組債なので、早く無事に償還しないかなぁと思っています。やはりこのようなリスクは今後取らないに越したことはなし。利率は確かに高いのですが。